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- 【STEP 6】リードプレイ基本テクニック ⑧ナチュラルハーモニクス
ナチュラルハーモニクス
チューニングにも使うナチュラルハーモニクスだが、奏法としてフレーズに組み込むこともある。
ハーモニクスが出やすく、音程的にも使いやすいポイントは、5(24)フレット、7(19)フレット、12フレット。
カッコ内は同じ音程が出るポジションだ。
12フレットは、スケール(=弦長。ナットからブリッジまでの長さ)のちょうど半分の位置で、開放弦の1オクターブ上の音程、つまり12フレットの実音と同じ音程のハーモニクスが出る。
5(24)フレットはスケールの1/4の位置で、開放弦の2オクターブ上の音程のハーモニクスが出る。
この他にもハーモニクスポイントはたくさんあるので(フレットの真上とは限らない)、各自でいろいろ試してみてほしい。
EX-12
フレット数を◇で囲むのが、ナチュラルハーモニクスの記号。
ハーモニクスを出す手順は、フレットの真上で弦に触れ(押さえない)、ピッキングと同時に離す。
「トリル」と同様、トレモロアーム付きのギターでハーモニクスを鳴らしてアーミングをすると、トリッキーなサウンドが楽しめる(複数弦のハーモニクスを鳴らすと効果倍増)。