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- 【STEP 6】リードプレイ基本テクニック ⑦ビブラート
ビブラート
弦を押さえた指を小刻みに動かして、音を震わせるテクニック。
クラシックギターで用いられる「弦をヨコ方向に震わせる」方法と、ブルース・ロック全般で用いられる「弦をタテ方向に震わせる」方法がある。
両方ともマスターしておくと良いだろう。
また、震わせる大きさ(幅)や速さでバリエーションが付けられるので、チョーキング同様、ギタリストの感情表現に適したテクニックと言える。
さらに、チョーキングとの複合技で「チョーキングビブラート」というテクニックもあり、いくら速弾きが上手でもこれができていないギタリストはあまり評価されないので、しっかり練習して確実に習得しよう。
なお、トレモロアームを使ってビブラートをかけることもできるし、音を震わせられるエフェクターもあるが、まずはこのフィンガービブラートを基本として体得したい。
EX-11
1小節目1・2拍目は、薬指で3弦7フレットを押さえてピッキングし、ビブラートをかける。
3・4拍目は、人差指で3弦5フレットを押さえてピッキングし、ビブラート。
2小節目は、薬指で2弦8フレットの1音チョーキング、そしてビブラートを!