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- 初めてのギターレッスン
- 【STEP 4】バッキングの基本 ①パワーコード
まずはパワーコードのフォームを覚えよう
写真は「A」のパワーコード。
6弦5フレットと5弦7フレットを押えています。
人差し指で1弦-4弦に軽く触れておくことで、余分な弦が鳴らないようにしましょう。
A以外のパワーコードも押さえる形(フォーム)は同じなので、このフォームさえ覚えてしまえば、殆どの曲でバッキング演奏ができます。
パワーコードは、タイトなサウンドやヘヴィなサウンドを出したい時に用います。
もちろんアコギで使うこともありますが、主にエレキで、しかも歪ませたサウンドで使うことが圧倒的に多いと言えます。
では音を鳴らしてみましょう。
Aのパワーコード(4弦も押さえる場合)
先ほどのパワーコードと比べると4弦7フレットが増えています。
これは人差し指の音の1オクターブ上の音で、同じパワーコードでも、より厚みのある音が欲しい時に用いる押さえ方です。
4・5弦7フレットは、薬指1本で押さえる方法と、5弦=薬指、4弦=小指で押さえる方法があります。
▲7フレットを薬指一本で押える場合は、若干指を寝かせて4弦、5弦を押えます。
▲7フレットを5弦=薬指、4弦=小指で抑える方法もあります。
音の違いを意識しながら弾いてみましょう。
フォームは弾きやすい方で構いません。
Aのパワーコード(開放弦を使う場合)
▲AやEやDの場合、開放弦を使う押さえ方もあります。
Aは5弦開放と4弦2フレット(3弦2フレットも押さえる場合もアリ)、Eは6弦開放と5弦2フレット(+4弦2フレット)、Dは4弦開放と3弦2フレット(+2弦3フレット)になりますが、Dの場合は使う弦の関係上、音が細くなってしまうので、多用されることは比較的少ないようです。