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- 【STEP 4】バッキングの基本 ④ブラッシング
ブラッシング
複数の弦をミュートして、打楽器のような音色を得る奏法がブラッシングだ。
演奏にメリハリを出すのにも効果的なテクニックで、コードを弾きながらブラッシングを入れる場合、まず弦を押さえている指を寝かせて弦に触れた状態にし、開放弦もしっかりミュート。
その状態でピッキングすると、"チャッ"というパーカッシブな音色を得ることができる。
アコギ/エレキ問わず使用できるテクニックで、確実なミュートが求められるため、まずはゆっくりとしたテンポから練習すると良いだろう。
指を弦に軽く触れてピッキング
▲コードを押弦している状態から、素早く指を寝かせてミュート。
全弦をしっかりミュートしないと音が鳴ってしまうので注意しよう。
コードチェンジを含むブラッシング
▲2・4拍目でブラッシングを入れる8ビートのストローク。
Cのブラッシング
▲Cは、人差指で5弦3フレット、薬指で4弦5フレット、小指で3弦5フレットを押弦。
押さえていた指を力を抜いて軽く浮かせつつ、人差指で6弦に軽く触れて音が鳴らないようにしよう。
Fのブラッシング
▲Fは、人差指で6弦1フレット、薬指で5弦3フレット、小指で4弦5フレットを押弦。
Fコードの場合、指の力を緩めるだけでミュート状態になるので簡単なはず。
Gのブラッシング
▲Gコードは、Fとフォームのまま3フレットにずらすだけ。
ミュートもFと同じく指の力を緩めるだけでOK。